グルテンフリーで元気になるためのブログ

遅延型食物アレルギーで小麦・乳・卵を食べない生活をしている主婦のブログ。

グルテンフリー生活、2年が経ちまして。体調の記録と食事の楽しみ方

2019/2/9の記事

 

イメージ 1

 

こんにちは。9年乗り続けた愛車(自転車)に別れを告げたsusieでございます。
愛着があったというより鍵をかけない主義な為ボロい方が都合が良いという理由で乗りつづけていたのですが、この度遂にブレーキが壊れて取れかかりそうな乳歯みたいになっちゃったので買い換える事になりました。しかし別れ際切なさが襲い「さみしい」と呟いたものの、サバサバ系おばちゃん店員に「ありがとうございましたー!」と言われてしまったので呆気ない別れとなりました。あー写真くらい撮っておけば良かったな。
 
別れといえば、何度かお世話になっていたアレルギー対応食品店が閉店する事になり寂しい思いでいっぱいです。需要がなくて閉店なのではありません。むしろ逆で、今はそのような食品をイオンや西松屋にも売っているので個人店ではやっていけないとのことでした。あー世知辛いな。
 
 
さて、そんなわたしですが、気づいたらグルテンフリーを始めて2年と3ヶ月経っていました。グルテンフリーを試されていると思われる方からの訪問も若干いると思われますので、今回はその後の様子や食事方法を振り返りたいと思います。
ちなみにわたしは途中で乳製品と卵も抜いた食事法をとっており添加物も極力控えておりますので、グルテンだけを抜いてこうなったわけではないことをご了承下さい。
 

参考記事

グルテンフリー2年目の体調の記録

 
まず2年経った食生活のことですが、相変わらず小麦・卵・乳製品はほとんど取らない生活をしています。
 
しかしだんだん何にどう作用してきたかわかるようになったので、乳製品については許していることがたまにあります。
 
 
では乳製品を摂るとどうなるか?
 
わたしの場合、はっきりしていることは
 
老廃物として粘膜が排出され
 
ということです。
 
どういうことかというと、鼻がとにかく詰まります。その後痰が絡み後鼻漏に悩まされます。そして粘膜が器官の方に行くのか喘息っぽくなり、早朝に胸が苦しくて目が醒めることもあります。
そして最近気付いたのが、おりものがたくさん出るようになります。
男性の方は引っ込んでてほしい話になりますが、おりものってどれくらいが普通の量なんてわからなかったので疑問に思ったことすらなかったけど、乳製品止めてからほとんど気にならない量まで減少しました。それまでは外出時おりものシートを4枚持っていないと気が済まないほどの量だったんですが。
先日知った「子宮を温める健康法」という本の中では、昔の人にはおりものはなく生理も2、3日で終わっていたと語っていてびっくりしましたが、確かに食事改善してから生理があっという間に終わるし、まして生理痛など皆無です。
 
よく考えてみたら、幼少時カルピス飲むと痰が絡んだりしてたけど、そういうことなのかなぁと思ったり。
 
 
小麦と卵についてはよくわからない部分もあるものの、卵は神経が突っ張る?ような気がするのでかなり気をつけています。
 
ちなみに神経が突っ張るというのは、
 
頭の後ろ下ー首後ろー肩全体が突っ張って痛くなる
 
感じがするのです。
 
 
グルテンフリーを始めたきっかけになった眠気や微熱、だるさについてはすっかりなくなりましたが、うつについては自身の過敏性が原因なのか何かあれば激しく落ち込むことが未だにあります。しかしこれについては生まれ持った性質なので、うまく付き合うしかないとも思っています。
 
 
そんなわけで、食事改善をしてからはほとんど健康に悩まされることなく元気に生活できているというのが今の現状です。
 
ジョコビッチじゃないけど疲れ知らず
 
白髪はたまに頑張って黒くなってくれることもありますが、ほとんど改善されていません。そして飛蚊症は相変わらずありますが、ただ眩しさがなくなったからか気にすることもなくなったように思います。
 
 

グルテンフリーを楽しむための食事

 
イメージ 2
グルテンフリーも2年経つと洋食を欲しなくなり、まして添加物にも気を使うようになると外食もさほど多くなくなるものなので、和食を作っていればあまり困ることはありません。
 
わたしの場合「腸活」をしているため、朝晩は味噌汁が欠かせません。そうなると必然的にご飯食になります。
 
ちなみに上の写真はウンチではなく味噌ですが、腸活を始めたらウンチがこんな感じになります。
今まで便秘になったことがなかったので自分は快便だと思い込んでいたのですが、このようなウンチを出すようになってから、踏ん張って出すのはちっとも快便じゃないと思い知らされました。
 
また、過去に何度も腰痛に悩まされたわたしが最近思うのは、
 
便が溜まっていると腰痛になる
 
のではないかということです。
 
最近腰が痛くなることがあり痛みを和らげようとネットで調べたりしていたら見つけたのですが、腸にウンチがずっと居続けて硬くなると近くの腰に響くらしいのです。
 
真実かどうかは知りませんが確かにその時期は快便ではなかったので、玄米を食べまくってウンチを出してみたのです。するとあら不思議、腰痛が治りました。
 
これは全ての腰痛患者に言えることではないと思うので、腰痛の方は自分なりに原因を見つけていただきたいのですが、あくまでわたしの場合は腰痛=便秘な気がしてきました。
 
 
どちらにせよアレルギーは腸と密接な関係がありますので、食物繊維をたくさん摂っていいウンチを出すのはとても大切なことです。
 
 
 
イメージ 3
もし、グルテンフリーを始めて間もなくて洋食が恋しいってな方でも大丈夫。
冒頭で話したように今や大手スーパーなどで米粉パンが売られるようになりました。
 
イオン系列で販売されておりイオンにはコシヒカリパンも売ってますが、個人的にはこちらの方が食べやすくてオススメ。
 
 
 
イメージ 10
 
多分だけどモスバーガー米粉バーガーと同じものだと思われます。
 
 
イメージ 4
電子レンジでチンすれば、あっという間にモチモチのパンが出来上がり。
そのままで食べてもお米の甘みだか砂糖の甘みだかを感じるので美味しいんですが、これにバターを付けるとさらに美味しい。
 
 
 
イメージ 5
乳製品がダメだというわたしみたいな方には茂蔵の豆乳バターがあります。
(※店舗は関東と新潟のみですがネットショッピングで購入可能です)
 
このバターがまるでカルピスバターのようにあっさりしていて美味しいんです。
 
写真下のは発酵豆乳クリームで作った乳不使用のチーズ。
相模屋からもBIYOND豆腐という豆乳チーズが販売されていますが、味はどちらも似たような味で、チーズのような臭みはなく割れやすいのが特徴です。
どちらも無添加じゃないのでたくさん食べるものではないとは思いますが。
 
 
 
イメージ 6
相模屋からはいろんな面白い商品が販売されていて、乳製品がダメな人は試してみると面白いかもしれません。
(イオン系列その他大手スーパーで販売されていますが青森の知人は見たことがないと言っていたので、地方はもしかしたら売っていないかもしれません。)
 
上の写真は、ビヨンド豆腐を油揚げで巻いた大豆だらけのピザ。
焼いたらそれなりに伸びるので面白い。
 
 
 
イメージ 7
わたしが絶賛どハマり中なのがこちら、植物性乳酸菌とココナッツミルクで作ったココナッツグルト
 
イオン以外どこ探してもなかったのが残念なのですが、ココナッツミルクと寒天とオオバコ種皮末だけで作られているシンプルなヨーグルトで、普通のヨーグルトより断然好き(個人的な意見です)。
 
 
イメージ 8
これにですね、グルテンフリーのシリアル「粗挽きカカオのグラノーラ」を入れて食べるのがたまらんのです。何度食べたことか。
 
 
イメージ 9
こちら「腸まで届く乳酸菌グラノーラ」の方が個人的にはオススメ。
なんつったって腸にいいしフルーツが入っていて美味しい。
 
イオンに行けない時はその辺で売ってる「豆乳で作ったヨーグルト」で食べます。
 
 
よくスーパーで見かける豆乳グルトは純粋に豆乳しか使われておらず好みでなかったのですが、最近はこれを水切りし、レモン汁をかけて

チーズクリームもどき
 
を楽しんでいます。
 
これが結構美味しいのでオススメ。
 
 
 
 
イメージ 11
例えばこんな時に使えます。
 
こちらも小麦不使用のケーキミックスですが、これに至っては豆乳とサラダ油を加えてチンするだけであっという間にできるうえ、めっちゃ美味しいのでハマってます。
 
これに自作の豆乳クリームチーズを添えて食べるのがたまらんのです。
 
 
 
イメージ 12
 
グルテンフリーのお菓子で美味しいと思ったのはこちら。
グリョンというスペインのメーカーの小麦・卵・乳不使用のクラッカー。
クッキーも販売されているんですけど、クラッカーの方が断然美味しい。
クッキーはちょっと甘すぎる。
 
これはカフェランテ(caferrant)とルピシアアウトレットでしか見たことがないので、誰かどこかに売っていたの見かけたら教えて欲しい。
 
 
 
そうは言ってもアレルギーは腸と密接な関係があり、砂糖の取りすぎは厳禁。
 
市販菓子はたまの贅沢にしておいて、食べたくなったら自分で甘みを調節するのが一番の方法です。
 
 
イメージ 13
米粉コーンミール・大豆粉などを使い分けて自分で作ると美味しい♪
 
 
 
イメージ 14
一時期ケークサレを作るのにハマり、ハーブや野菜を入れた甘みの少ないものを作っては食べていました。
 
一時期で終わったのは、食べすぎると足が攣ったりするから(汗)。
 
芋けんぴの時はほんと酷いもので、必ず夜中に足が攣って目が覚めたり・・・
砂糖菓子一袋食べるのを止めるとおさまるので、絶対砂糖が原因(もしくは油)。
これは父親も同じようで「体質だ」と言われましたが・・どうだか。
 
 
イメージ 15
一番ヘルシーなおやつは、カボチャや里芋をペースト状にして寒天で固めたプリン。
 
卵が食べられなくなるとなかなかプリン食感を体感することが少なくなるのですが、イモ類を固めるとかなり近くので良いです。
 
 
 
イメージ 16
ココアパウダーを使うとチョコレートプリンも簡単にできます。
 
最近話題の白崎茶会のレシピ本は小麦・卵・乳製品を使わない”あたらしいおやつ”の作り方がたくさん紹介されているので参考にされてみてはいかがでしょうか。
 
 
イメージ 17
こんなのも作りましたが、これも小麦・卵・乳不使用。
 
そういや今ダイソーで販売されてるバレンタイン用のダークチョコレートは乳製品不使用(それでいて100円)なのでオススメです。
作ったパウンドケーキにチョコレートかけて、”シルベーヌもどき”を楽しみました。
 
 
 
イメージ 18
わたし考案のレシピをついでにご紹介。
 
酒粕を四角く切って、オリーブオイルとレモン汁とブラックペッパーをかけて混ぜて、酒のつまみにちょうど良いチーズもどきの出来上がり。
 
ダンナには不評ですが、わたし的には気に入っています。
 
 
 
 
最後に。
 
グルテンフリー等の食事改善は続けることがカギです。
まずは2週間続けてみることをお勧めします。
 
だけど、わたしパン好きだから無理という方には無理におすすめしません。
本当に体調を改善したい人、人生をより良くしていきたい人が好きで行うものであり、切実な思いがある人なら頑張れると思うからです。
 
 
ドクターショッピングをしてもなかなか体調がすぐれない人が、「元気」に戻ることを願って。