腸活をメンタル面から考えてみる。
こんばんは。色々あって総合便検査はやっていないsusieでございます。
お腹の中にどんな菌がいるのかめちゃくちゃ気になるものの、わたしの場合知ってしまったら最後、お腹の中の悪玉菌が増殖する悪いイメージに囚われそうになる気がするのと、その為に柔軟な食生活ができなくなりそうな気がして、今のわたしはやめておこうという決断に至りました。
イメージって、とても大事らしい。
それは腸活プログラムの一環でやってもらったヒプノセラピーで教えてもらいました。
ヒプノセラピー(催眠療法)では、胃もたれ改善に向けて「悪いものを吐く息と一緒に出し切る」イメージトレーニングのような呼吸法を教わりました。
抗不安薬の離脱症状が気になるとき、思い出して呼吸法を試すと少し良くなる気がします。
今回の話はヒプノセラピーは良かったという話ではなく、ちょっと深い話を・・・
腸活プログラムを受けている方の中でヒプノセラピーを勧められている方が誰もいなかったので、なぜわたしだけがやることになったのだろうかと、前日からずっと考えていたわたし。
それと同時に、最近食事中に「ゆっくり咀嚼して食べる」ことを心がけていたものの、それが自分にはとても難しいことに気づいたのでした。(特に家で食べている時)
食べることは大好きなのに、どうにも落ち着かない。
ヒプノセラピーでは過去の辛い思い出が関係していると言われ、自分でも自覚してはいたのだが、だからと言ってどうしていいか分からない。
そんな時、ふと立ち寄った本屋である一冊の本を見つけました。
立ち読みしてみると、精神科医のカウンセリングを受ける女性のひとりが全くわたしと同じ境遇で、育った環境から「自分はずっと緊張してきた」と女性は語ります。
緊張・・・こうやってパニック障害になってしまった自分と重ねながら読み進める。
その本によると、母親が”ちょっと変わってる”と、食事を含む家事はちゃんとやってくれるものの、食事中に「おいしい?おいしいね」という掛け声がないため、子供は食べたものがおいしいのかどうなのか分からなくなるのだそう。
ダンナの影響(あと日本酒)で今でこそ食べることが好きなわたしですが、昔は食事が億劫でとにかく身体に入れば良いと思っていたし、今でも食べたものが身体の中で栄養となるイメージはなかなか出来ない。
数年前に買った潜在意識に関する本「心が楽になる ホ・オポノポノの教え」という本が家にあったので、これを機会に読んでみました。
ハワイに伝わる問題解決法で、記憶を消去することで幸せになれるというものなのですが、この著者イハレアカラ・ヒューレン氏はハンバーガーが大好きで葉巻も嗜むのですが、病気になったことがないらしい。
彼は言います。
もし、あなたが健康を害しているとしたら、それは、あなた自身が食べ物に対して持っている記憶のせいなのです。あなたが長年、ある種の食べ物のことを汚れている、不健康でよくない食べ物だ、と思い込んでいるために、その思いが食事にも影響してしまうのです。
ちなみに「風邪の効用」でお馴染みの野口晴哉氏も似たようなことを言っています。
寒いので風邪を引くという考え方が入っている人は寒いと風邪を引くが、ストーブで暖まると風邪を引くと思い込んでいる人はストーブで風邪を引く。
「風邪が流行るだろう」と新聞で書き立てると風邪が流行る。(略)心の奥の深層心理とか潜在意識とかいうような潜在している心に、「風邪をひくぞ」という考えが入ると、風邪の現象が起こる。
イメージとか思い込みとかが、自分の身体を健康にしたり蝕んだりするってことです。
てことは、食べたものがどう作用するか、それをもっと良いイメージに変えていくのがわたしの今すべきことなのかなと思ったのです。
しかし自分で作ったものを自分で有難くいただくってなかなか難しい。
なので、ここは無理せず外食を増やしても良いのではというのが今のところのわたしの結論です。(ちょっと強引ですけど)
外食がそんなに多くない家で育ち、ちょっと特別感があって良い記憶があるので、外での食事だと落ち着いて比較的ゆっくり味わって食べられます。
もっと言ってしまえば夜食べるジャンクフードは楽しい記憶しかないのですが、それはさすがに腸活に向いてなさそうなので止めておきます(汗)
そんな感じで、思わぬところで過去や自分の潜在意識と向き合ったヒプノセラピーでしたが、イメージは腸に影響するということで、食事改善でなかなか良くならない方も一度ご自身の「思い込み」について考えてみるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
最後にダンナからよく言われる一言で締めくくりたいと思います。
「どうせ食べるなら美味しくね!」